動いてもいい腰痛。動いてはいけない腰痛。

私の父が腰痛で動けなくなったときがありました。

父は80代で、昔から腰痛持ちでしたが、何日も動けないのは初めてでした。

とにかく一日中じ~っとしていました。

トイレも間に合わない時があるので、リハビリパンツをはいてしのいでいました。

気力もなくなって、父はこのままだったら筋力も落ちて寝たきりになってしまうのではないかと私は思いました。

ただこの段階では腰痛の原因がわかりませんでした。

動いていいのか、悪いのか、わからないので、少しは動いたらとすすめる自信もありません。

まずは診察してもらって原因を特定しなければいけないと思いました。

痛がる父をかかりつけの整形外科へなんとか連れてゆき、診察していただきました。

診察の結果、いわゆる腰痛症とのことでした。

心配していた椎間板ヘルニアとか、腰椎圧迫骨折、脊柱管狭窄症などではありませんでした。

日頃気をつけることは何かありますか?と私がお医者さんに尋ねると、じっとばかりしていないで、少しは動いたほうがいいですよと言われました。

父は先生のおっしゃることをじっと聞いていました。

そして一週間分の湿布と痛み止めが処方されました。

湿布と痛み止めの効果か、痛みが軽減され、「動いたほうがいいんだ」と言って、積極的に動くようになり、腰痛はかかえながらも、日常生活に困らない程度まで回復しました。

この場合は動いたほうがいい腰痛だったわけです。

父の腰痛は、脊椎などの骨や椎間板のような軟骨に問題があったわけではなく、筋肉に問題がある腰痛のようでした。

筋力低下からくる腰痛

腰の筋肉の持久力がないと、長い時間同じ姿勢で座っていたり、寝ていたりすると痛くなってきます。

朝起きると腰が痛いとき、「寝腰が痛い」などと言いますよね。

この寝腰が痛いのは、老化・運動不足・疲労などが原因で筋肉の質が低下しています。

腰の腰椎のまわりの筋肉がさわると板のようにカチコチになっています。

私はもう40代からそんな状態でした。

筋肉の質が低下するということは、筋肉がちぢんで血流も悪くなっています。

夜寝ている間やじっと同じ姿勢でいるときは筋肉も動いていませんから、血流は最低になり、痛くなってしまいます。

起きて動き始めると血流もあるていど良くなって、痛みも軽くなってきます。

こんな腰痛は、むしろ体を動かしたほうが痛みが軽くなるタイプです。

動いてよいか判断に悩んだら

仕事に出掛けたり、家事をしたりしたあと、痛みが増してしまうようなら、まだ動いてはいけないサインです。

安静が必要ということです。

そして安静にしていても回復しない、かえって痛みが増す、という場合は原因を知っておく必要があります。

椎間板ヘルニア・腰椎圧迫骨折・脊柱管狭窄症などと診断されたら、自己流で動かしてはかえって悪化させてしまいますので、きちんとした治療をする必要があります。

ちょっとでも気になることがあるときは、原因を知るためにまずは必ず診察を受けましょう。

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