ぎっくり腰の痛みが消えない。または腰以外に痛みやしびれ、ツッパリ感がある場合。

ぎっくり腰になると、ひどい時は寝返りも出来なくて、ほんとうにつらいものです。

それでも、何日か安静にしていれば、改善はしてきます。

そして一般的なぎっくり腰の特徴は、痛みが腰に限定されていることです。

ところが、なかには痛みがなかなか消えず、むしろ痛くなっていったり、脚がしびれていたり、ツッパリ感が伴う場合があります。

そんな症状が出た場合は、ただのぎっくり腰ではなく、ほかの病気や腰の疾患の可能性があるので、きちんと受診して、精密検査を受けて痛みの原因を知ってから、適切な治療をしていく必要があります

下肢のツッパルような痛みは椎間板ヘルニアを疑う

ぎっくり腰を何回か繰り返しているうちに、お尻の下のあたりから下肢のうしろと外側に痛み・ツッパリ感がある場合は、坐骨(ざこつ)神経痛の症状で、その原因として椎間板ヘルニアになっている可能性があります。

腰の骨である椎骨(腰椎)は、背骨の下の方に5つあって、それぞれの間の「椎間板」という弾力のある軟骨が腰椎にかかるストレスを吸収するクッションの役割をしています。

貝柱のようなイメージです。

この椎間板の中央に、球形でゼラチン様の「髄核(ずいかく)」があります。

その髄核を年輪のような「線維輪」が取り巻いて保護しています。

この椎間板にかかった大きな圧力(ストレス)が原因で、髄核が線維輪をつきやぶって外側(おもに後方)に飛び出し、神経の根もとを圧迫してしまった状態が椎間板ヘルニアです。

椎間板は老化とともに弾力を失ってきます。

線維輪や髄核の水分も老化とともに少なくなってきます。

水分が少なくなった線維輪に裂け目ができ、そこへ大きな圧力が加わることで、髄核が飛び出てしまうのです。

椎間板の老化はすでに20代から始まっていると言われていますので、若いからといって油断はできません。

神経を圧迫しますので、激痛を伴うわけです。

椎間板ヘルニアは整形外科のエックス線写真で診断できます。

ところが、坐骨神経痛の症状があっても、検査で異常が発見できない場合があって、その場合は椎間板ヘルニアの前段階という状態もあります。

そんなときは「坐骨神経痛」という病名で診断されます。

そんなわけで、下肢のツッパルような痛みがある場合は、軽くみないようにしましょう。

椎間板ヘルニアは、腰が丸くなっている人に多いようです。

腰が丸くなりやすい職業では、椅子に座っていることが多い仕事、農作業、力仕事、車の運転をする仕事などがあげられます。

また、もともと姿勢が悪い人運動不足で腹筋や背筋が弱い人もなりやすいようです。

そのほかに、すねの外側や足の甲やかかと、ふくらはぎにしびれを感じる場合もあるようですので、そのようなときも受診しましょう。

ガンによる腰痛

ガンが脊柱に転移することが多く、そうなるとぎっくり腰のような激しい腰痛を起こします。

ぎっくり腰の痛みがおさまらないときは、ガンも疑って診察を受けましょう。

関連記事

くり返すぎっくり腰と腰痛に15年以上悩まされ続け、様々な治療法を渡り歩いても、根本的に改善する事ができなかった私が、最後に出会ったのが「中川式腰痛治療法ストレッチ法」のDVDでした。このストレッチ法の本当の底力と、実践するうえでの注意点についてお伝えしています。
80代の父が腰痛で動けなくなったときがありました。昔から腰痛持ちでしたが、何日も動けないのは初めてでした。とにかく一日中じ~っとしていました。はたして少しずつでも動いた方が良いのか、安静を保った方が良いのか。見きわめるポイントがあります。

https://50dai-mirai.com/youtuu/shokuji/

腰痛の治りが悪い場合、食べ物にも関係があるらしいのです。 とくに関係のある食べ物について調べてみました。 甘いもの とくに...
忘年会の季節がやってきました。お酒を飲む機会も多くなってきましたが、ぎっくり腰で腰が痛いとき、お酒を飲んでも大丈夫なのでしょうか?
ぎっくり腰になると、痛みのために体は動かせない。それでも仕事や家事はやらなくてはならない。外出時になってしまった!気持ちばかりがあせります。どうしたらいいか・・・いざというときのために、対処方法・応急手当の方法をまとめました。
一度ぎっくり腰をやると、再発をくり返すことが多いのです。急性の痛みは無くなっても、本当の原因を取り除かない限り、またぎっくり腰になってしまいます。今までいろいろな方法を実践してきましたが、ようやくその本当の原因を取り除く方法にたどり着きました。
ぎっくり腰のように急性の腰痛はまず患部を冷やす必要がありますが、逆に温めたほうが良い腰痛もあります。ぎっくり腰も改善してきたら温めます。温める必要のある腰痛と温め方の注意点についてまとめました。
ぎっくり腰の痛みをなんとかしたい!とりあえず思いつくのは、温めることと冷やす事ですが、やり方を間違えるとよけいに痛みがひどくなってしまいます。応急処置として患部を温めるほうがいいのか、冷やすほうがいいのかをまとめました。
疲れがたまっていた朝、ぎっくり腰を再発してしまいました。とにかく痛くて歩くのもやっとでした。仕事に出掛けなくてはいけないし、家事もやらなきゃいけないし・・・時間は迫ってくるし・・・中川式腰痛治療法DVDでどこまで回復できたか!一週間の記録です。
30代後半に初めてぎっくり腰になり、改善・再発を繰り返しながら15年以上にわたる紆余曲折を経てようやくほんとうの改善の兆しが見えてきたこの頃。私の腰痛とのおつきあいの歴史です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする