グルテンフリーを実践することで改善できるどんな病気や症状がある?

グルテンフリーを実践することで、どんな病気や体の不調が改善できるのでしょうか。

調べてみると、意外に多いことがわかりました。

体の不調

頭痛

肩こり

慢性的な疲労感・気力がわかない

いつも頭がボーっとしている

集中力が続かなくて失敗が多く、やる気がないのかと人から言われる

不眠・眠りが浅くスッキリ目覚められない

下痢・便秘 またはその両方を繰り返す

腹痛

肌あれ

・・・上のような不調のどれかに当てはまって、健康診断でも特に問題が無いとか、受診しても異常なしと診断されている場合は、グルテンフリーを実践することで改善できる可能性があります。

私はこのケースでした。不調はもともとの体質、持って生まれたものとあきらめていました。

小麦アレルギー

小麦に含まれるたんぱく質そのものに反応し、ほんの少しでも摂取してしまうとすぐに発症します。

激しい症状が生じて意識障害を起こすアナフィラキシーショックという命にかかわる危険な状態になることもあります。

小麦が使用されていない加工食品の原材料名の表示の欄外に「本製品製造工場では小麦を含む製品を生産しています」と記載されている場合、「この食品は小麦が混入してしまう可能性がある」ということを意味しています。

小麦アレルギーの人はこのような記載のある食品も注意深く避ける必要があります。

セリアック病

「自己免疫疾患」の一つです。

小麦グルテンのグリアジンタンパク質は腸壁を容易に通り抜けて小腸から体内に入ってしまう性質があります。体に入ったグリアジンは異物として体の免疫反応が認識して攻撃し、排除しようと働きます。

そのとき腸の免疫システムがグリアジンそのものを攻撃せずに、誤って自己組織の小腸の絨毛を攻撃して炎症を生じさせてしまうのがセリアック病です。

小腸にある絨毛は栄養分を吸収して体の中に取り込む大切な役割がありますが、この絨毛の炎症によって腹痛、下痢、体重の継続的な減少などの症状を示します。

また、貧血、片頭痛、関節炎、神経障害、不妊、低身長(子ども)、うつ病、慢性疲労などセリアック病とはまったく関係ないかのような症状を示す場合があります。

また体重減少が起こらず、逆に増えるケースもあるそうです。

症状が人それぞれなため病名の特定が難しく、9割以上の人が正しく診断名をつけられずに苦しんでいる人もいるそうです。

ですが放置してしまうと栄養の吸収が正常に行われなくなって、栄養失調になったり、長期化すると臓器に支障が生じてとても危険な病気です。

セリアック病は一生続く病気で、小麦グルテンを摂取しなければ改善されますが、再び少しでも摂ればまた戻ってしまいます。

自覚症状がなく、高齢になって神経障害、失禁、認知症、消化管がんを発症する場合もあるそうです。

アメリカでは患者が20人に一人と言われていますので、食事の欧米化がすすんでパン食が当たり前になっている日本でも患者がいるはずなのですが、私はこの病名を知りませんでした。

過敏性腸症候群

人口の5~20%が発症していると言われている一般的な腸疾患です。

症状は腹痛・下痢・軟便と便秘が交互に起こる。などです。

内視鏡検査で異常なしと言われても症状があって悩んでいる人が多く、一般にはストレスが原因と言われています。

朝の通勤途中、駅のトイレに駆け込むのが日課になっていた人が、朝のパン食をやめただけで改善した例があります。

糖尿病・メタボ

小麦粉の主成分はデンプンです。

デンプンはブドウ糖が連結した複合糖質です。

ブドウ糖は糖尿病や肥満の原因になる物質です。

小麦粉のデンプンの約75%を占めているアミロペクチンという糖質は消化されると急速にブドウ糖に分解されて血液中に流れ出してしまうため、小麦粉を食べると血糖値が急速に上がります。

小麦粉は血糖値が上がりやすい食品なのです。

血糖値が上がると、すい臓から「インスリン」が分泌されます。
インスリンはブドウ糖を細胞に取り込む働きをするホルモンです。

細胞に取り込まれたブドウ糖はエネルギーとして消費されますので、私たちの活動には必要なものですが、消費されずに細胞に残ってしまったブドウ糖は脂肪として蓄えられてしまいます。

この脂肪がどんどん増えると肥満になってしまいます。

また血糖値が急速に上がると、それを取り込もうとインスリンも多く分泌されて働くため、
こんどは逆に血糖値がぐんと低くなって、低血糖の状態になってしまいます。

低血糖になると脳は食べ物を摂りなさいと指令を出しますので、「食べたい」という欲求が強くなります。
食べないといらいらしたり疲れやすく感じるため、その欲求に従ってまた食べてしまうという連鎖におちいり、その結果糖尿病を発症したり肥満になってしまいます。

さらによくないことに小麦粉の中には食欲を増進させる作用のある「グリアジン」というタンパク質が含まれています。グリアジンはまるで麻薬のように依存性の高い成分なので、パンや麺類などの小麦粉食品を食べればたべるほど、もっと食べたいという欲求が生まれてきて、その結果食べ過ぎてしまうことになるのです。

皮膚疾患

ニキビ・吹出物を始めとして、グルテンが原因の皮膚疾患として挙げられているのは次の通りです。

口内炎皮膚血管炎黒色表皮腫結節性紅斑乾癬白斑ベーチェット病皮膚筋炎壊疽性膿皮症

結節性紅斑について

上記の皮膚疾患の内、結節性紅斑についてはかかった経験がありますので、かかった当時のことを思い出して書きたいと思います。

私がかかったのは20代で、今から25年以上も前の事になりますが、診断されるまでに時間がかかった事、治療薬は副作用が強いこと、完治まで時間がかかったことで、今でも当時のことは忘れることができません。

微熱が続き、両足(とくにひざ下)のむくみ、両手首の関節痛があって、体はとてもだるかったと思います。関節痛なのではじめは整骨院に行って電気をかけたり、湿布をもらって貼っていましたが改善されませんでした。ひざ下にいくつかの直径3㎝位の赤い斑が出来て膨らんでいて固さもありました。整骨院の先生に尋ねたら「わからない」という返事でした。

その後、たまたま別のことで皮膚科にかかったところ、先生についでに赤い斑を見せながら尋ねると、急に真顔になって「この方が深刻だ」とおっしゃいました。

妊娠中でないことを確認のうえ、副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤を処方されました。

まわりの誰に尋ねても、この病名を知っている人はいませんでした。

副腎皮質ホルモンの薬をやめると、ひどい関節痛でトイレの便座に座ることもできない状態になりました。

結局10日間の入院ののち、自宅療養で完全に症状が消えるまでには3か月ほどかかりました。

そして25年以上経った今でも右足のすねのところにすこし薄茶色くへこんだ痕が二つ残っています。

結節性紅斑は免疫系の皮膚疾患で血液検査をすると炎症反応がみられます。「皮膚の脂肪層の炎症が原因」というのは、最近知りました。また再発しやすいそうです。結核と関係がある場合もあるようです。当時結核感染の可能性を尋ねられました。私の場合、原因はよくわかりませんでした。

ただ、風邪を引くといつも治りが悪く、抗生物質を処方されては律儀に飲んでいたことも関係あるかもしれません。風邪を引かないよう気をつけるようにと言われました。

結節性紅斑にかかったことで、私は免疫系が弱いと感じ、免疫力を高め、また薬に頼らない食事法について考えるようになりました。

認知症

身近に必ず認知症の高齢者がいる時代になりました。

今まで出来ていた事が出来なくなる不安や、理解のない周囲からしっかりしろと責められたりするのは本当につらいものです。

共に生活する家族にとっても、大切な人の人格に変化が現れれば、つらいものがあります。

それでも私たちは誰もが認知症になる可能性があります。

少しでもその可能性が低くなるならば、ぜひ今から対策を取っておきたいものです。

糖尿病の人は ※アルツハイマー型認知症 や ※脳血管性認知症 のリスクが2~4倍高くなるそうです。アルツハイマー型認知症は「3型糖尿病」とも呼ばれているほどに関連があるそうです。

高血糖の状態が続くと、脳細胞のネットワークを壊す作用のあるタンパク質のごみと言われている「アミロイドβ」が脳にたまりやすくなり、記憶障害などの症状を引き起こします。

アミロイドβは活性酸素とも関係があります。脳細胞が活性酸素にさらされるとたんぱく質が変異してやはりこちらも「アミロイドβ」が脳にたまります。

血液中にグルテンなどの異物が入ってくると、それを排除しようと免疫システムがいっせいに攻撃をしますが、その時に大量の活性酸素が発生します。

活性酸素が過剰になると細胞を酸化させ、ダメージを与えてしまうのです。

ですから原因となる小麦グルテンの摂取は糖尿病リスクを高め、認知症の発症に大きく影響する可能性があるのです。

※ アルツハイマー型認知症 とは

脳の神経細胞が変性し、脳(特に側頭葉の内側にある海馬周辺と頭頂葉)が委縮するために発病するとされます。記憶をつかさどる海馬が委縮して物忘れがひどくなり、空間認識をつかさどる頭頂葉が委縮して道に迷うことが多くなります。認知症の50%はアルツハイマー型認知症です。

※ 脳血管性認知症 とは

脳出血や脳梗塞などの脳血管障害が原因で起こる認知症で、中でも小さな梗塞が点在する多発性脳梗塞が原因疾患の多くを占めると言われています。記憶障害・うつ状態・感情失禁・夜間せん妄・尿失禁・昼夜逆転などの症状がでます。認知症の20%は脳血管性認知症です。

うつ病・統合失調症

統合失調症は2002年まで精神分裂症と呼ばれていた精神障害のひとつです。

思考や感情がまとまりにくくなり、
自閉や連合障害(認知障害)からくる脳の疲弊によって、幻覚・幻聴や妄想を発症する人もいます。

回復には治療や社会的援助が必要です。

私は仕事上統合失調症の方と接する機会が多いのですが、
症状は人それぞれ違います。

海外では小麦の摂取とと統合失調症との関係は第二次世界大戦後から注目して研究がなされてきた事例もあって、
意外に歴史は古いようです。

小麦を摂らない統合失調症の患者の幻聴幻覚・妄想などの特徴的な症状が少なくなるそうです。
小麦が統合失調症発症を引き起こすわけではないのですが、
症状の悪化と小麦は関連があるようです。

うつ病は、気分障害の一つで抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥(しょうそう)、
食欲低下、不眠、持続する悲しみ・不安などを特徴とした精神障害です。

日本では患者が著しく増加している傾向にあって、
治療は薬に頼る傾向が強いようなのですが、
薬の種類によっては、副作用として自殺願望が強くなってしまうものもあるので、注意が必要です。

うつ病のような症状が小麦によるものだったという事例もありますので、
小麦抜きの生活を試してみる価値はあると思います。

発達障害

「発達障害」についてはずいぶん知られるようになってきました。

発達障害にはADHDやアスペルガー症候群などがあります。

私が初めてこれらの名前を知ったのは、
娘が小学6年生のとき、PTAの学習会で発達障害について学んだのがきっかけです。
とはいえ現代病というわけではなく、昔は発達障害という名前がなかっただけです。

発達障害だったのではないかと言われる過去の人々に、
坂本龍馬・エジソン・モーツァルト・レオナルドダヴィンチなど挙げられていることからもわかります。

最近では「発達障害」の人が増えているとも言われています。
認知度が高くなっている事はありますが、
食事の内容についても理由の一つに挙げられていて、小麦の影響が大きいこともわかってきています。

日本人はごはんよりパンや麺類など小麦粉から作られる食品を多く摂るようになってきています。
発達障害の人の脳は敏感であると言われています。
先ほど挙げた人々はとても繊細な感性の持ち主ですよね。
小麦グルテンを過剰に摂取することで、その繊細な脳に大きな影響を与えてしまい、
問題行動や情緒不安定を起こす原因の一つになっているようです。

小麦だけではなく、現代の食生活全般に原因があるのですが、
小麦の過剰摂取の問題も大きいようです。
実際に小麦を摂らない食生活を中心に乳製品や食品添加物などにも気を付けることで、問題行動がおさまったり、情緒が安定したり、
社交的なったりと良い結果が得られる場合が多いそうです。

小麦が発達障害のおおもとの原因ではないのですが、症状を悪化させる原因になっているという事です
また「大人の発達障害」という言葉があります。
子ども時代から「落ち着きがない」、「人と違う行動をする」、「空気が読めないものの言い方をする」と批判され、
性格や親の育て方に問題があると責められ、傷ついてきた人がいます。

その結果、違和感や恐怖、憎しみなどの感情を抱えたまま大人になり、人間関係がうまく築けないまま苦しんでいます。
子どもの時は「発達障害」という言葉もなく、自分も先生も親も知りません。

大人になって発達障害というものを知って自分がもしかしたらそうかもしれないと思い当たるのです。

アスペルガーADHD発達障害改善マニュアルは、食事の大切さについて記されており、
とくに大人になってからの発達障害の改善に導いてくれる内容になっています。

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