玄米ごはんをふっくら美味しく炊く方法

玄米は繊維質(糠・ぬか)におおわれています。

この糠の部分は食物繊維やビタミン・ミネラルの宝庫で、しっかり摂りたい部分なのですが、硬くて火がとおりにくく、炊き方に工夫が必要です。

白米を炊く一般の炊飯器に「玄米モード」の付いているものもありますが、一晩しっかり浸水時間をとっても、はっきり言って美味しくは炊けません。

試しに家にある炊飯器の「玄米モード」で炊いてみましたが、がっかりな結果でした(*_*)

初めて食べる玄米ごはんがこれだったら、一発で嫌いになること間違いなしです。

食感が良くないですし、食べたあと胃がもたれてしまいました。

これは消化されていない証拠で、せっかくのビタミン・ミネラルを摂ることができません

私は以前は圧力鍋、今は土鍋を使って炊いています。

体に良くて、しかも飽きずにおいしく食べられる方法にたどり着ければと考えています。

圧力鍋で玄米を炊く方法・ヘイワ圧力鍋PCシリーズ

私は20年以上前に買った、ヘイワ圧力鍋を使ってきました。

玄米食をする人から長年支持されてきた圧力鍋です。
製造は㈱鋳物屋という日本の会社で、元は平和アルミ㈱という名前でした。

支持されてきた理由は、

・しっかり圧力がかかり、
・安全(高圧に耐えられる作り)で、
・永い使用に耐え、
・しかも扱いが比較的簡単

だからです。

私が使っているのは家庭用のヘイワ圧力鍋 PC-28A [ピース圧力鍋 2.8L・約5合]という一番小さいサイズのものです。

玄米の場合は本体に水を入れ、そこへお米と水を入れた内鍋を入れて蒸し炊きにします。

鍋に直接玄米を入れて炊くことも出来ますが、蒸し炊きにすることでもっちりふっくらした玄米ごはんを炊くことができますし、使用後に鍋本体に焦げによるこびりつきがなく、内鍋のこびりつきも簡単に洗うことが出来て扱いが簡単です。

PC-28なら付属の内鍋使用で3合の玄米を炊くことが出来ます。

はかにこの圧力鍋に対応した陶器製のものも別売されています。

陶器製はさらにふっくら炊き上げることが出来、お手入れも簡単です。

PC-28Aなら二合用の陶器内鍋(小)が使用できます。

「PC-45A」(ミディアムサイズ)の大きさだと3合用の陶器の内鍋(大)が使用できます。

この鍋はガスコンロのみ使用可能で、IHには対応していません

我が家は引っ越し&建て替えでオール電化になってしまいました(最近ちょっと後悔ぎみです)が、ラジエントヒーターは使用できるので、大丈夫でした。

安全性については、ほんとうに折り紙付きです。

前に蒸気穴がつまったままで炊いてしまったことが一度ありましたが、ちゃんと安全弁から蒸気を逃がしてくれて大事には至りませんでした。

鍋が壊れることなく、その後も使い続けることができました。

蓋のパッキンは消耗品ですので、古くなるとそこから蒸気がもれて圧力がかからなくなりますので交換します。

炊き方の手順

① 鍋本体に1カップ位の水を入れます。
② 玄米を洗います。
③ 内鍋に玄米を入れ、鍋本体の中に入れます。
④ 水を入れます。
・水加減は同量、一割増し、二割増しのあたりで炊いてみて、好みの水加減を見つけましょう。
ひと晩そのまま浸水させます。
⑤ 塩を少々入れます。(2合で小さじ4分の1位)
⑥ 鍋の蓋をし安全なことを確かめてから、中火にかけます。(ラジエントヒーターの場合は強‥強中弱の三段階の場合)
・火加減はコンロによって微妙に違いますので、鍋の様子を観察して調整してくださいね。
⑦ 鍋からシュッシュッと蒸気が出ておもりが揺れ始めたら中火に落として3分。
さらにおもりが静かに揺れる程度の弱火で30分くらい炊き、火を止めます。
(ラジエントヒーターは中火にしたらそのまま30分炊き、弱火にはしません)
⑧ 火を止めてから5分そのまま蒸らし、おもりをずらして蒸気をシューっと抜き、
蒸気が抜けたら蓋を開けずそのまま15分蒸らして炊きあがりです。
・蒸気が直接あたるとやけどをしてしまいますので、
おもりは手前に傾けて蒸気が向こう側に逃げるようにしましょう。
・15分くらい蒸らします。
蒸気を抜かずにそのまま15分おいて自然に抜けるのを待ってもいいです。(お好みで)

ヘイワ圧力鍋のマジックブラウンシリーズ

圧力鍋で玄米を炊くには、火加減がなかなか難しいのですが、便利な圧力鍋が出ていました。

同じく㈱鋳物屋から販売されているマジックブラウン(MBシリーズ)です。

こちらはPCシリーズの圧力鍋をそのまま継承しつつ玄米炊飯に特化した製品で、玄米を炊くときに火加減の必要がない圧力鍋です。

おまかせ炊飯機能というのが付いています。

これは焦げ付き消火機能が付いたガスコンロで炊くと、自動的にガスコンロが消火する作用を利用したもので、点火時に中火にすればあとは火加減がまったく必要のないものです。

タイマー機能付きアルミ対応電磁調理器でも可能だそうです。

そのほかの調理は「PCシリーズ」と同じように使用できます。

ラジエントヒーターでも使用できますが、肝心のおまかせ炊飯はできませんので、ラジエントヒーター使用の場合は普通のPCシリーズで十分です。

価格はPCシリーズより少し高めにはなりますが、便利さを考えれば気にならない程度のものです。

今は、土鍋が気に入っています

以前、土鍋で炊いたときは、うまく炊けなくて敬遠していました。

最近、「こうして作れば医者はいらない」-若杉ばあちゃんの台所(祥伝社)という本を見つけました。

こうして作れば医者はいらない 若杉ばあちゃんの台所 (祥伝社黄金文庫)

土鍋遠赤外線効果があって、芯からふっくらやわらかくなり、じっくり加熱することで、食材の組織を破壊することなく、栄養をそっくりいただくことができる。

とありました。

その言葉に動かされて、さっそく家にある普通の土鍋ー普段寄せ鍋などに使っているものーを使って、レシピに沿って炊いてみました。

まずまずの出来でした。

大きな土鍋ですので、3合で炊いています。

IHは使用できません。

幸いついているラジエントヒーター、これで炊いています。

手順としては、こんなかんじ・・・

玄米3合の場合の炊き方

① 玄米を洗って、倍量くらいの水と一緒に土鍋に入れて一晩おきます。

② ざるでしっかり水を切って、土鍋に戻し、炊飯用に水を入れます。

これは、しっかりはかります。

お米の1.7~1.8倍の水。(新米は1.5~1.6倍でいいようです)

3合だと950㏄前後。

③ 塩を3つまみ(一合に対しひとつまみ)炊く直前に入れます。

④ 土鍋にふたをして、火にかけ、中火くらいで沸騰するまで炊きます。

15分で沸騰する火加減とのことで、火力が3段階しかないラジエントヒーターの場合、「強」でちょうどでした。

⑤ 沸騰したら、ふたをしたままで弱火~中火くらいで、25分炊きます。

うちのラジエントヒーターでは、「弱」でちょうどでした。

⑥ ごはんにかに穴(写真参照)が開いたら、ふたに木栓をして、ごく弱火で30~35分さらに炊きます。

木栓が家に無いので、箸にキッチンペーパーを巻いて栓しています(笑)

ラジエントヒーターのごく弱火は難しく、5分おきにつけたり消したりしています。

ここがやっかいなところですね。

強いとこげますので、要注意!

この最後の段階では、底に焼餅などに使う金網を敷いてみました。

こげが少なくなりました。

⑦ そのまま火を止めてふたをしたまま10分蒸らします。

⑧ しゃもじで混ぜて天地がえしして完成です。

炊き上がって天地がえしをしたら、蓋をして常温で置いたままにします。

冷蔵庫には入れません。

真夏でもそのままでいいそうです。

この間に消化・吸収・燃焼・排泄を促してくれる酵素が活性化するのだそうです。

そのままでも固くなりませんし、今のところ数日そのままでも傷むことはありません。

これから暑い季節になりますので、様子を見たいと思います。

ところで最近は玄米に小豆を混ぜて土鍋で炊いていますが、いまいち小豆が柔らかくなりません。

圧力が少々足りないことが原因かと思いますが、この辺が課題かなと思います。

酵素玄米炊飯器について

世間の情報に疎い私は酵素玄米がじわじわとブームになっていることを知ったのはごく最近のことです。

芸能界の方が話題にしたことで、雑誌にも取り上げられて、健康にも美容にも良いと一気に愛好者が増えたようです。

土鍋で炊いた玄米ごはんもそのまま寝かしておくことで、ある程度酵素は働いてくれているようですが、ここで言う酵素玄米は、炊き上げてから一定の温度で3日以上保温して発酵させた玄米ごはんのことをいいます。

こうすることで、食べにくい玄米がモチモチになり、消化が良くなり、栄養価も高くなるのです。

究極の玄米ごはんなのですね。

ただこの酵素玄米、一定の温度で保温する必要があって、専用のジャーがなければ作ることが難しいです。

市販されている家庭用の一般の炊飯ジャーは保温する温度が低すぎてうまくいかないため、大きな業務用のジャーを用意しなければなりません。

そこで登場したのが、この酵素玄米を普通のごはんを炊くのと同じようにボタン一つで炊いて、さらに保温もしてくれる酵素玄米炊飯器です。

いくつか機種があり、どれも性能が上がっていて、理想的な酵素玄米を作ることが出来るようになっているようです。

毎日玄米を食べるようになり、できれば今後の健康維持のために続けていくために、購入を検討しようと思っています。

夫は玄米のもそもそ感や硬さがいやで白米しか食べません。

どんなに健康に良いからと言っても無理に食べさせるわけにはいきません。

酵素玄米炊飯器で炊いた玄米ごはんは食感が白米に近いそうですので、今後の健康のためにも食べてもらえたらという思いもあります。

この専用の酵素玄米炊飯器は決して安いものではありません。

それぞれに特長があるようですので、良く検討してみたいと思っています。

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